1840年イギリス、そして時は動き出す…/封筒の起源をたずねて vol.1

掲載日:2015/06/03

封筒の出現-その意思は近代郵便制度につながる

いまではすっかり当たり前の、封筒でのお便りですが、その起源とは一体どのようなものだったのでしょうか。意外と知らない封筒の歴史について少し調べてみました。

1840年イギリス、そして時は動き出す…/封筒の起源をたずねて vol.1

◆ヨーロッパから発展した郵便の文化

封筒が現在のものとほぼ同じような形式になったのは、およそ16~17世紀にかけてのヨーロッパであったといわれています。

領土統治における物資輸送の機構を整える必要性から、15世紀末に神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世の命により、フランチェスコ・デ・タシス1世が郵便主任に任ぜられたのを皮切りに、郵便馬車のルート拡大とともに、多数の補給拠点が設置されていきました。

おそらくこの頃には公文書などの保護・整理・機密の保持等の目的で、封筒に相当するものが存在していたと思われます。その後、郵便事業はそれぞれの国家によって独占化が図られ、個別に発展を遂げていくことになります。

◆封筒の歴史上ターニングポイントとなった“ローランド・ヒルの改革”

しかし、封筒というものの存在が国際社会の中において、はっきりとした位置を占め始めたのは、1840年イギリスにおいてローランド・ヒルの改革により、均一料金郵便制度が施行され、近代郵便制度の幕が開けてからのことになります。

この改革により、郵便利用者数は飛躍的に増加し、それに伴って手紙をはじめとする郵便物のより合理的な輸送形態が必要とされたため、それまでのように革や紙を巻いたり畳んだりしたものを、紐で結んだり蝋で封印していたものから、現在も使われているような封筒での手紙のやり取りが一般的になっていきました。

安価で手軽になり、誰もが遠くへ、たくさんの手紙を出すことができるようになったことが封筒の発達を促すことになったのです。


※「日本伝承編、“郵便の父”とは…/封筒の起源をたずねて vol.2」に続く


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