オンデマンド印刷とオフセット印刷。メリットとデメリット

掲載日:2015/06/02

オンデマンド印刷とオフセット印刷。 そのメリットとデメリットとは?

簡単には理解しにくい、オンデマンド印刷とオフセット印刷

業者に印刷を依頼した人は、「オンデマンド印刷」という用語と、「オフセット印刷」という用語を耳にした事があるのではないでしょうか?最近はインターネット印刷サービスでも、普通にこの用語が使われるようになってきました。
でも、印刷関連の仕事でもしていないと、違いは良く分からないと思います。

オンとオフという言葉の違いのように、両者には全く別の性質があるのです。

今回は、そのメリットとデメリットにフォーカスしていきたいと思います。

◆「版」を使うかどうか

両者の決定的な違いは「版」を使うかどうかです。「版画」や「判子」のように、同じデザインを大量に印刷することができます。この「版」を用いるのが「オフセット印刷」、用いないのが「オンデマンド印刷」になります。

◆オンデマンド印刷のメリット

オンデマンド印刷は「版」を用いないので、少量印刷に適しています。まず、「版」を作成するのにはお金も時間もかかることになります。そのため、「版」を用いないオンデマンド印刷においては少量印刷において低コストと短期での納品が可能になるというメリットがあります。小規模のイベント事や送付先の少ないDMの封筒印刷に適していると言えます。 また、近年オンデマンド印刷機の仕上がり品質が向上してきており、オフセット印刷との仕上がり品質の距離が縮まってきています。

◆オフセット印刷のメリット

オフセット印刷は「版」を用いる印刷であり、大量印刷に適しています。「版」を作るにあたってのコストは少量印刷の場合は1単位あたりのコストを高めてしまいます。しかし、大量印刷であれば「版」を作った分のコストを分散させることができます。また、一度「版」を作れば、あとはそれを使いまわすことで一気に大量の印刷物を用意することができます。不特定多数に送付するDMや継続して使用し続ける見込みのある封筒印刷に適しています。

◆どう使い分ける?

それぞれにいくつかのメリット・デメリットがありますが、基本的には印刷枚数の多さで決めるのが良いでしょう。イベントや季節に関係する、こまめに様々なデザインの封筒印刷をしたいのであれば「オンデマンド印刷」。長期にわたり、同じデザインの封筒を使い続けたいのであれば「オフセット印刷」がお勧めです。ただし、印刷物に特定の条件を付ける(納期や紙質など)場合は、一方の印刷法しか使えないことがあります。


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