人生の節目にこの一言…挨拶状の書き方・文例 vol.1“結婚式・転職・暑中見舞い”

掲載日:2015/05/26


つたえる時 つたわる書き方

人生の中で迎える様々な節目。結婚・出産や転職などはもちろんですが、季節のお見舞いやお中元・お歳暮など折々の変わらぬご挨拶も、それぞれの年で大切な節目となります。

出産など人生の大きな転機、その場面にふさわしい挨拶状の書き方とは?

出産など人生の大きな転機、その場面にふさわしい挨拶状の書き方とは?

そんな時にご縁のある方々へ報告やお礼など、あなたの気持ちを伝える為に必要になってくるのが挨拶状です。なにかの機会をきっかけに、あらためてより一層の深いご縁を頂きたいという願いを相手にお届けするのが、挨拶状を出す意義。ですので、ちょっとした間違いなどで先方の気分を害してしまっては台無しです。

そこで今回は、挨拶状のイケナイ書き方とイイ書き方のほんの一例をご紹介します。

結婚式後の報告の場合

×「皆様のおかげさまで私たち二人はこのたび○月○日に結婚させていただきました…」
                  ↓
○「皆様のおかげをもちまして、私どもは○○ご夫妻のご媒酌のもと ○月○日に○○神社にて結婚式を執り行いました…」

上記の書き方ですと一見丁寧に見えるのですが、へりくだりすぎて少々くどくなり、相手の方によっては慇懃無礼と受けとられかねません。十分礼をつくしながらもシンプルに。
そして、どのような式であったかについても、端的に書き記すようにこころがけることが大事です。

会社事情の転職報告の場合

×「ところで私はこのたび、思いがけない事情により、転職を余儀なくされました…」
                  ↓
○「さて この度 ○○年勤めました○○○○株式会社を  ○○月○○日付けで退職させていただくこととなりました…」

たとえリストラなどの不如意な退職であったとしても、あからさまにその事情をにおわせるのは、書き手の方にかえってマイナスイメージとなります。思うところはあるでしょうが「一身上の都合により」などを用いて、ここでは理由をはっきりさせないほうがいいでしょう。
通常は、ハガキでのご挨拶となりますので手短に身辺の変化を伝え、今後のご厚誼を願うにとどめましょう。読点や句読点を多用せず、長文にならないよう心がけます。

暑中見舞いの場合

×「拝啓 酷暑のみぎり 暑中お見舞い申し上げます
  当方はすっかりまいっておりますが お宅様は皆様お元気でいらっしゃるのでしょうか…」
                  ↓
○「暑中お見舞い申し上げます
  暑さ厳しき折から 皆様にはいかがおすごしでしょうか…」

暑中・寒中の見舞状の場合、多くはハガキでのご挨拶となります。年賀状に準じるものとなりますので、文頭の「拝啓」や時候の挨拶などは用いず「暑中お見舞い申し上げます」と後に続く文よりも大きめの文字で記すのが普通です。その後、先方の安否を気遣い、当方の近況を端的に述べ、先方の今後の健康などを気遣って結ぶという形が一般的なものとなります。
とにかく、くどくどしくなることを避け、相手の方へかえって心配をかけるような、ネガティブな表現はなるべく控えたほうがよいでしょう。

※明日は、正しい「四季折々のご挨拶」をご紹介!“その2”に続く…


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